Aug 04, 2023
日本電産パワートレインシステムズ、CVT用新型電動オイルポンプを開発
日本電産パワートレインシステムズ株式会社(以下「当社」)は、自動車用CVT(無段変速機)システム用の新型電動オイルポンプの開発に成功しましたのでお知らせします。
日本電産パワートレインシステムズ株式会社(以下「当社」)は、自動車用CVT(無段変速機)システム用の新型電動オイルポンプの開発に成功したと発表しました。
この最新製品は、アイドリングストップ車のCVTシステムに油圧を供給し、エンジン駆動の機械式オイルポンプをサポートするために使用されます。
各自動車メーカーは、自動車のCO2排出量削減に向けて、電気自動車やハイブリッド車など、アイドリングストップ機能を搭載した環境対応車の生産に積極的に取り組んでいます。
従来、同社の電動オイルポンプは供給油圧範囲が1MPa以下の製品がラインナップされていた。 これに対し、新型オイルポンプは高効率な高圧領域のベーンポンプを採用し、負荷状況に応じてモーター出力を調整する当社独自の制御方式を採用することで、0.3~4MPaの油圧供給範囲を実現しています。 一般的に2~4MPaクラスのユニットに油圧を供給するには、エンジン駆動のメカニカルオイルポンプが使用されます。 しかし、この高油圧供給可能な新型オイルポンプとユニットを組み合わせることで、メカニカルポンプの小型化が可能となり、油圧供給システム全体の燃費向上が図れます。
日本電産パワートレインシステムズ株式会社は、これからも精密技術・高精度・高信頼性を追求し、モビリティの発展に貢献するソリューションの創造に努めます。
ソース:日本電産
日本電産